20代の女性はモテる?婚活のコツや注意点を解説
婚活と聞くと一般的には30代からというイメージを持っている方も少なくありません。しかし、婚活市場では20代の女性の注目度が高いという特徴があります。
つまり周囲よりも早く婚活をスタートさせることができれば、理想に近いパートナーが見つかる可能性も高くなるということです。
ただし、20代の女性でも婚活の基本や注意点などは忘れないことが大切です。今回は婚活市場でモテやすいとされている20代女性に役立つ情報をお届けします。
20代の女性は5年後までに結婚できる確率が非常に高い
結論から述べると、婚活業界でよくいわれる「20代の女子はモテる」というのはほぼ正解です。以下は、総務省統計局が5年ごとに行っている国勢調査を基にして作成した「女性が5年の間で結婚できる確率」を示す表となります。
年齢 |
5年後に結婚できる確率 |
20歳~24歳 |
31.5% |
25歳~29歳 |
42.6% |
30歳~34歳 |
30.7% |
35歳~39歳 |
16.4% |
40歳~44歳 |
7.4% |
45歳~49歳 |
4.7% |
【参考】総務省統計局「平成22年 国勢調査 人口等基本集計結果」
【参考】総務省統計局「平成27年 国勢調査 人口等基本集計結果」
ご覧のように女性が5年後に結婚できる確率は42.6%(25歳~29歳)、31.5%(20歳~24歳)と20代が最も高くなっています。
25歳~29歳という時期は20代前半のころと比較すると、仕事もひと段落し、社会人生活も安定傾向に入ってきます。そのため、このタイミングで恋愛や結婚を意識した行動をとる女性も増えてきます。
一般的に男性は年下の若い女性を好む傾向にあるため、婚活市場では少し年上の30代の男性からアプローチをかけられることも少なくありません。
もちろん20代の男性も同年代の女性はパートナー候補に入りますので、自ずと20代女性の注目度は上がりやすくなるのです。これがそのまま5年後に結婚できる確率が高くなる要因にもなります。
20代の女性が結婚相談所を利用するメリット
前述のように20代の女性は婚活市場での注目度が高いため、「わざわざ結婚相談所を利用しなくても自力で結婚できるのでは?」という方もいます。しかし、20代女性でも結婚相談所を利用するメリットはあります。
まず結婚相談所は文字通り結婚願望がある方のみ集う婚活サービスです。結婚相談所はその他の合コンや婚活サービス(婚活パーティーやマッチングアプリなど)よりもお相手の身元確認などをしっかりと行っています。
また、婚活パーティーやマッチングアプリなどと違って独身証明書の提出も義務づけられているのが結婚相談所が安心、安全といわれる所以です。
独身を証明する書類がしっかりと提出されていれば、遊び目的の男性に騙される心配もないため、婚活がスムーズに進行する可能性が高くなります。
もちろんアプローチをかけてくるのは同じ独身の結婚願望が強い男性ばかりですので、お互いに意気投合すれば速やかに結婚前提の交際へと発展することができます。
また、結婚相談所には婚活の知識に長けたプロのカウンセラーが在籍していますので、お相手を探すときに意識しておきたいポイントなど、婚活に関するアドバイスも受けられるのが大きなメリットです。
これらの理由から結婚相談所というのは「安心、安全な婚活を希望したい」「できるだけ早めに婚活を終わらせたい」という女性には特におすすめです。
【20代女性】婚活のコツや注意点
20代の女性は確かに上の年代の方と比較するとモテやすいですが、一方で注意しておきたいポイントなども存在します。ここでは20代の女性が婚活をするときに意識しておきたいコツや注意点を3つまとめましたのでご覧ください。
相手を選びすぎない
20代のうちから婚活を始めると、同世代の男性や若干上の30代男性から複数のアプローチが届くことが予想されます。そのため、20代の婚活はある程度お相手を選びながら行えるのが大きな魅力です。
ただし、注意点としてはお相手を選びすぎてチャンスを逃さないことです。よくある例としては「○○さんのほうが結婚相手としてはふさわしいかな?」「いや、でもこの人のほうが年収は高いし」というものです。
前述のように20代女性の場合は、同時に複数の男性からアプローチをかけられることもあり、お相手を選びながらの婚活がしやすいです。しかし、ここでお相手を選びすぎるとそのうちお相手候補がいなくなる可能性もあります。
複数の男性からアプローチがあるうちは「もう少し条件に合う男性を待ってみようかな」などの心情になりやすいですが、このような方法で婚活をしていると時間ばかりが過ぎていき、気付いたら30代になってしまったということもあります。
先ほども述べたように男性は若い女性を好む傾向にありますので、年齢を重ねてからの婚活は難しくなります。そのため、複数の男性からアプローチがあるうちにお相手候補を絞ることも大切です。
理想を高く設定しすぎない
上でご紹介した「相手を選びすぎない」という項目と似ていますが、婚活をするときは理想を高く設定しすぎるのはNGです。具体的には「年収1,000万円以上」「ジャニーズにいそうなイケメン」「大企業の社長や役員」などです。
結婚は将来の生活を左右する大きな出来事ですから、お相手の理想を高く設定する気持ちは十分に理解できます。
しかし、あまりに高すぎる理想はお相手候補を減らすことにもつながり、結果的にいつまでも交際へと発展しない婚活を余儀なくされます。厚生労働省が平成21年に調査した結果によると、年収1,000万円の層というのは約3%しかいないことがわかっています。
【参考】厚生労働省「2 所得の分布状況」
この3%に含まれる男性を1地域の1人の女性が探すのは非常に難易度が高いことです。もちろんジャニーズや芸能界でも通用するイケメン、上場企業の社長や役員クラスの方というのも理想が高すぎる良い例といってもよいでしょう。
このような高すぎる理想は婚活が終わらない原因にもなりますので、お相手に求める条件が多すぎる方や厳しすぎる方はハードルを下げることも検討してください。
具体的には「経済的な面も含めて家族である程度楽しく生活ができる人」「顔面偏差値は平均でも清潔感が感じられる人」「会話をしていて飽きない人」などです。
上記ぐらいの条件であれば候補となる男性の数はグンと多くなりますので、婚活が進展する可能性は高くなります。
自分磨きの努力を忘れない
結婚は「価値と価値の交換」ともいわれています。これは男女双方にいえることですが、人というのはパートナーを探すとき相手のことばかり見てしまう傾向にあり、自分が相手にしてあげられることを気にしない方が多いです。
特に20代の時期だと料理、洗濯、掃除など親世代が当たり前にこなせることができないという方も少なくありません。
この状態で婚活をするとお相手から「これで結婚しても大丈夫かな?」「家事や炊事などを自分もやらされるのではないか?」といった感情を抱かれる可能性もあります。そのため、婚活を行うときは自分磨きの努力も怠らないようにしましょう。
具体的には料理が苦手な方であれば家族に協力を依頼して勉強をする、掃除や片付けが苦手であれば書籍などを購入して知識をつけるなどが挙げられます。婚活は単に「このような人を希望する」といったやり方では成功率が低いです。
「私は料理が得意です」「クヨクヨしない性格です」など、自分が誇れる価値を提示することで、相手の男性も「この人なら結婚しても幸せになれそうだ」といったプラスの感情が湧きやすくなります。お相手探しを行うのと並行して、自分磨きの努力も怠らないようにしましょう。
まとめ
20代の女性はデータ的に見ても婚活市場でモテやすい層です。そのため、他の年代と比較すると短い期間で婚活を終わらせやすいともいえるでしょう。ただし、需要がある20代女性でも婚活の基本を忘れると、せっかくのチャンスを逃す可能性が高まります。
お相手の男性に希望する条件設定や自分磨きの努力を忘れないことを意識して、婚活に取り組むようにしてください。現在、婚活を検討する20代の女性はぜひ参考にしてください。
